こちらが国語専門部でお勧めするスタンダードのコースです。読書の習慣づけ、書く力を同時に効率よくつけていきたい生徒に受講をお勧めします。このコースでは、教室にある本を貸し出し、それを次回の授業までに読んでくることが必須の宿題となります。特に希望のない場合は、小学生はこちらのコースから受講をしていただきます。

　読書の時間を授業時間に組み込むことの意義をあまり感じられない方からは、「そんなことは家でもできる」と言われます。しかし、そのようなことをいうご家庭に限って、お子さんは本を読みません。家でもできることができていないのに、なぜそれをできると言うのでしょう？また、本なら何でもいいというわけでもありません。適切な段階に適切な本を読んでもらうには、子供の成長や段階を見極める指導者が必要です。

　本を読むことは正直面倒くさい作業です。特に本を読み始めてある程度読み進めるまでにその面倒くささが伴います。このコースでは、授業内で本を選び、授業内の集中せざるを得ない状況下で、本をある程度読み進めることが大事なポイントになります。というのは、本をある程度読み進めたということは、車で言うとエンジンがかかって少し動き出した状態になったわけです。そして、その状態で、お子様を家に帰すと、エンジンがかかって動き出しているわけですから、まったく本を読んでいない状態よりも本を読む抵抗がなくなります。つまり、授業内で本を読むことは、このエンジンをかけ、動き始めるための重要な時間ということになるわけです。このコースを受講してもらって、今まで本を読んでこなかった多くの子供たちが本好きになり、自ら本を読むようになりました。

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60分間（多少延びる場合があります）各段階で取り組む作文や課題を行います。

30分間（講師と本を選びそれを読む時間。それを持ち帰って次回までに読んできてもらいます）合計90分での授業です。